Brand Philosophy

自然と共存するジュエリー。
セオリーに縛られない、新しい色彩のジュエリー。

都会の小さなマンションの1室で「TILLA・EARTH」は誕生しました。
それから数年後、石垣島の中心部に「TILLA・EARTH」を開店しました。

石垣島での生活の中で、少しづつすすむ感覚の変化が商品に反映されていく。

そして気づく。
自然のちからには、とうてい抗えない。
私たちはただ受け入れるしかない。
人々を引きつける美しい自然。
その自然の凄まじいパワーに圧倒される。

石垣島の空気感に魅せられたお客様に
島の記憶とともに「TILLA・EARTH」のジュエリーを選んでいただけるような
自分たちにしか作れないブランドを。

TILLA・EARTH デザイナー / 平良 かほり

TILLA EARTH 20年の歩み

あれ、こんな店石垣島にあったの?
からはじまり、高級そうなお店!!
お客を選んでいる店構えだね。
TILLA・EARTHがデビューした16年前の言葉です。イメージを情熱もって伝えたい。
ジェエリーは手のひらにのる小さいサイズが当たり前。
TILLA・EARTHの世界観を店舗のなかで
熱く語るしかありませんでした。

オープン当初、入店していただけるお客様は1日4、5人でした。
「高っ!!」「いつまでもつかね?この店」
など、ネガティブな言葉を何度も聞きました。
それもそのはず、私が思っていたのは
『沖縄、石垣島でジェエリーブランドを作り、世界に発信していく』
という夢物語でした。

ハワイでは、世界中の人からハワイアンジェエリーが認知されているのに
沖縄にはジェエリー文化が育っていない!
やれるはずだ、その先駆者になるんだ!
と、勝手に思い込んでいました。
今でもその思いは変わりません。

ですが、ブランド?ジェエリー?
なかなか評価されないのを肌で感じていました。

あるとき東京の百貨店の展示会への出店依頼が来ました。
ブランドの知名度アップのために、期間限定で出店しました。
初めてTILLA・EARTHが島を渡りました。
結果、周りがびっくりする売上で
一週間の限定ショップでしたが、
TILLA・EARTHが、沖縄のジュエリー文化が、
都会でも好意的に受け止められたことに、大きな自信を得ることができました。

『商品のデザインとコンセプト、島の魅力が伝わった。』

宝石は親から子へ子から孫へとつながっていくものです。
島をわたったジェエリーが代々受け継がれていく、
そんな夢のような話を、いまここ石垣島から届けていく
という使命を強く感じています。
ライフスタイルや人々の興味が、驚くような速さで変化しています。ただ、どんなに変化が早くても、
島で作り上げた根っこのある宝石たちは、
変わることなく永遠に光り輝く価値を持ち続けると信じています。
これからも、地元に愛される島の宝を、世界中の人々に届けたいと思います。スタッフと一緒に育んでいきます。

Tilla Earth 平良静男

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