お客様のエピソード Daiさん、takayoさん


大阪生まれのDaiさんと、高校まで石垣島で過ごしたtayayoさん。ふたりは10月に新婚生活をスタートさせたばかりだ。

「友人を介した食事会で知り合いました。第一印象はちいさいなぁです」とDaiさん。一方tayayoさんは「正直、あまり強い印象はありませんでしたが、感じの良い若者だと感じました」と出会いを振り返る。

「お互いにいつから交際が始まったのか定かではないんです」と、どちらともなく惹かれ合い、いつの間にか交際に発展していったふたり。交際期間中の4年の歳月の中で訪れた2度の海外旅行は、とても大切な思い出となっている。

当初「ひとりで海外旅行に行く!」と、世界一の大都市ニューヨークへの単独旅行に意気込んでいたDaiさんに同行したtayayoさん。「結局、チケットの手配から何まで私がやることになりました」とその時を語る。Takaさんがこの旅行中に『トイレットペーパーを下さい』という一文の英語をホテルスタッフに理解してもらうのに四苦八苦したというのも、いまでは笑い話だ。

その後、tayayoさんの勉強もかねて訪れた南イタリアには「沖縄の人のように陽気なナポリ人達とふれあい、美味しいピザやパスタに出会い、美しい海辺で過ごしたひとときは忘れられません。またいつかふたりでのんびり訪れたい場所です」と、強い思いを抱いている。

「出会った瞬間から(?)この人だと決めてきました。横から見たシルエットや、愛嬌のよいところ、まじめなところも彼女の魅力です」というDaiさんと、「へこたれない精神力と人間性です。話を適当に聞き流してくれて、穏やかなところ。健康的で規則正しい生活をしているところも好きです」というtayayoさん。

結婚までの流れは自然なものだったそう。「ある日の休日、昼食時に『結婚してくれるかな~』とあっさりと指輪を差し出されたので、『いいとも!』と返しました。『指輪は何号?』とやたらと聞いてきたり、寝ているところに糸を持ってきて指のサイズを測っていたので私は薄々気付いていました」とtayayoさんは教えてくれた。

東京で益々忙しく働くふたりに八重山への想いを聞いてみるとDaiさんは「海が綺麗でのどかです」と、tayayoさんは「人生の半分が東京生活になり、純粋な石垣人というより東京の感覚が身に付いていて、たまの帰省は観光客の気分で楽しんでいます。島にいるときは気付かなかった海の綺麗さに驚き、ゆったりとした時間の流れは、一日24時間という時の流れが違うことを感じさせられます」と答えた。

そんなふたりの未来像は、「20年後はマイホームを購入し、子どもを育て上げるのに夫婦必死に励んでいる最中です。40年後は優雅に世界一周旅行、バカンス生活を楽しんでいたいです。石垣島に別荘を持ちたいなぁ」。優しく穏やかに笑うふたりは、これからも様々な思い出を重ねながら歩んでいく事だろう。

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